湘南国際村のオリーブ その後

 何度かこのブログに登場している湘南国際村(葉山町)のオリーブの木。夫婦で6本手入れしてみたものの、本数分のゴミ袋が一杯になり、150本もの木を私達だけでやるのは気が遠くなる話であったし、また、果たしてできるのだろうかと、壁にぶち当たっていた時のことである。

 小豆島でオリーブ農園を営む同じソムリエ仲間の堤祐也さん(実名)が電話をかけてきてくださって、7月に東京に行くので剪定を手伝いましょうか? と、ありがたいお言葉をくださった。こんな親切な、嬉しい言葉がほかにあろうか。私は、もちろん、二つ返事で「お願いします!」と飛びついた

 さて、それからである。まず、人員を確保しなければならない。もちろん葉山の花と緑の町づくりを進めるかいの会長さんにも連絡した。とても喜んでくださったが、お祭りの準備と重なる等の理由で来られるのは3名。それでもありがたい話である。あとは、国際村の住人にも協力を求めることにした。

 ところが、湘南国際村の自治会の会長さんに相談してみたものの、湘南国際村(住居)は横須賀市なので、あれは、葉山の仕事であるということ、国際村は高齢化が進んでいるので、自治会の仕事を増やしたくないということ、等等、至極ごもっともな理由で、ほぼ受け入れられず。

 仕方がないので個人的に頼めそうな方に連絡した。都合が悪い方をのぞいて、全員快諾してくださった。また、捨てる神あれば拾う神あり。たまたま道でお会いした前会長さんに相談してみたら、いろいろ話を聞いてくださった。そして、前会長さんが主催する「日本の歴史を勉強する会」で声をかけてくださった。葉山だからとか、横須賀だからとか、そんなこと関係なく、オリーブをなんとかしようという気持ちを持った方だけ来ていただければありがたいです。とお願いした。

そんなこんなで、歴史の会からも参加者ありで、堤さんを入れて14人。まずは堤さんが剪定の見本を見せてくださり、それぞれに分かれて剪定開始。

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 どのような枝を切ればいいか、また残せばいいか、そして、迷ったら切っちゃってください。というご指示に、皆安心して思い切って剪定ができた。
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 葉山の町会議員であり、葉山の会のメンバーである男性が軽トラックで切り落とした枝を運んでくださった。こういう場合はゴミ問題も素人ではなかなか手配ができないので助かった。

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やはり、穴あきゾウムシにやられている木もあった。皆で観察・・・


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さすがプロ。バッサバッサいってます。

 今日を迎えるまでは、人数が集まらなかったらどうしようか、お天気が悪かったらどうしようとか、逆に梅雨が明けてからは暑すぎて熱中症の人が出たらどうしようとか、いろいろ心配をしていたが、参加者も十分確保でき、また、ありがたいことに、休憩後、雲行きが怪しくなると同時に空気がすーっと涼しくなってくれた。 

 参加してくださった方が皆、堤さんの指導を受けながら皆それぞれに黙々と剪定を進めてくださったおかげで、なんと、今日一日、2時間半の作業ですべての剪定が終わった。

 堤さんはじめ、お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 その後は、国際村からお手伝いに参加してくださった方々と堤さんを囲んで我が家でちょっとした慰労会。オリーブ談義に花が咲き、楽しいひとときを過ごし た。ご都合で参加できなかった方がいらしたのは残念だったが、また、3月15日のオリーブの日を剪定の日と決めて皆で剪定をしましょうとまで申し出てくだ さった。

 今後の支柱立てや、肥料等も、協力してくださるとのことで、改めて頭が下がる思いである。この話がでてからは否定的な意見もなきにしもあらずであったが、やはり、行動に移さなければ何も始まらない。そして行動に移してみたら、こんな清々しい気持ちになれた。なによりも、皆で気持ちよく作業を終われたことが本当に嬉しかった。国際村は風が強いので、オリーブには厳しい気候かもしれないが、それでも植えたからにはなんとか育って欲しいと切に願う。

悲しいオリーブの木 続編

 ゴールデンウィークに、私の住む「湘南国際村」の悲しいオリーブの木についての記事を書いた。この記事を呼んでくださった方達、特にオリーブオイルソムリエ仲間の方達から、いろいろなご意見を戴き、このオリーブの木をなんとかしようと思った。

 そもそもこのオリーブの木は、葉山町がオーストラリアのホールドファストベイ市と姉妹都市関係を結んでいることからオリーブの木の苗をプレゼントされ、町役場の玄関の前に植えたことに始まり、「葉山・花と緑のまちづくりを進める会」というボランティア団体が130本の苗を国際村に植樹したものだ。ところが、そのボランティア団体は100名余りの会員がいるにも関わらず、実際に活動しているのは10人にも満たないとのこと。植えたオリーブの世話など出来るはずもない。

 国際村の住宅街は道路を隔てて横須賀市に属する。従って国際村の住人は、「ここは葉山の管轄だ」と思っており、「手入れが悪すぎる」と感じてはいても、それをなんとかしようとする人は残念ながら今までいなかった。

 管理組合、葉山町などに電話をかけて調べたが、このオリーブの木は、「葉山・花と緑のまちづくりを進める会」の専有物となっており、葉山町がこの会に土地の使用許可を与えた形となっている。従って、何か危険な状態になっていない限りは口は出せないというのだ。

 ということで、まずは、この「葉山・花と緑のまちづくりを進める会」の会員になることから始めた。


 そして、先日、近隣の公園でのひまわりの種とコスモスの種まきに参加し、生まれて初めて鍬で耕すという仕事をした。そのときにこの会の会長さんといろいろお話をし、私の気持ちを伝えたところ、「心強いお申し出、ありがとうございます。」と言ってくださった。かといって、肝心のオリーブの木の話になると、どうも進展しない。そもそもマンパワーが足りないのだ。そこで、「私があの木にはさみを入れてもいいですか?」と伺うと、「どうぞお願いします。」ということで、とりあえず、私はあのオリーブたちを剪定することができるようになった。

 とは言え、私は自分の家のオリーブの木もままならない状態。専門家ではないし、ソムリエ講座で少し習ったのと、あとは本で勉強した程度。そこで、小豆島のソムリエ仲間の方にお知恵を拝借した。とにかく剪定して風通しをよくしなければダメだとのこと。一か八か、やるしかない・・・以下、before & after....

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before                                                 after

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before                                      after  やり過ぎ?

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before                                         after

  加減がよくわからない。枯れている枝葉落とし、交差して密集している部分は切り落とし、とにかく風通しを良く・・・。倒れてしまっている木を起こそうとしたが、根が張っている上に雑草が生えないようにとコンクリートではないが、なにかで固めてしまっているため、動かせない。なので、切り落として形を整えて上に伸ばすしかない。。。。

 夫に切り落とした枝の袋詰めを手伝ってもらい、とりあえず本日6本。手にマメができた。そのマメをおつまみに、ビールが美味しかった(笑)。

 今後は、自治会にも話を持って行き、なんとか手伝ってもらえる人を捜して、全部の木の手入れをしてあげようと思う。130本、一人じゃ無理・・・(^^;;

国際村のつつじ、そして悲しいオリーブの木

 私の住む湘南国際村は、毎年GWの頃になるとつつじが満開になる。GWには、湘南国際村フェスティバルが開かれることもあり、毎年、つつじを鑑賞にくる観光客で、日頃は静かな国際村も賑わう。

 今年は、気候が不安定で、いつまでも暖かくならなかったため、いつもより開花が遅かった。そして、種類によって、開花時期がずれてしまったからか、通常なら一面がピンクと白の絨毯で覆われるはずが、一部が先に咲き終わってしまい、また一部はまだ咲いていないというずれがあって、残念だったがイマイチであった。

 今が満開だろうと思われた日、私は仕事で家を一歩も出ることができず、結局出向いたときにはもうピークを過ぎていた。

 ちょうど次男のお嫁さんが来ていたので一緒にお散歩に行った。まだつつじを楽しんでいる観光客もちらほらいた。

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もう夕方だったが、日差しが強かった。

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 考えてみたら、桜同様、つつじの花の命もそう長くはない。つぼみがついて、膨らんで、咲き始めたと思ったらぱっと鮮やかなピンクの絨毯が広がるが、それも束の間。あっという間に終わってしまう。それでも、この時期を楽しみに国際村を訪れるという人も多い。

 そのすぐ後ろのバス通りには、華やかなつつじの絨毯とは裏腹に、今にも倒れそうなオリーブの木が並んでいる。

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 ご存知の方は多くはないと思うが、日本で最初にオリーブの木が植えられたのは、神戸でもなく、小豆島でもなく、何を隠そう、横須賀なのである。ただ、気候が合わなかったのか、育たなかったのだろう。その後、神戸の湊川公園に植えられて、その木が日本で最古のオリーブの木として残っている。そのことを知ってか知らずか、三井不動産が湘南国際村を開発したときに、国際村住宅地を取り巻くバス通りの両側にオリーブの木を植えた。国際村には企業の研修センターも多く、中でも資生堂の研修所、ECOLE DE HAYAMAのベランダにもたくさんのオリーブの木が見える。

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 ところが、これが現状である。だれも手入れをしていない。国際村は横須賀市と葉山町とにまたがっている。この道路の管轄は、県だったか、市だったか、はたまた、葉山町だったか・・・ 地面は雑草の手入れが大変だからかコンクリートを打ってしまっているし。。。

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風が強いのに支柱を立てていないので、全部海風に倒されてしまっており、

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写真ではよく見えないが、海風が当たる方だけ半分葉が落ちてしまっている。

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 ほら、この手前側から風が当たるのである。だれかがつけたのか、頼りない支柱がたてられているのもある。役に立っていないけど。

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こんな角度になっても頑張っている。

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 それでも、けなげにつぼみを付け、秋になると、結構実を付ける木もある。
 こうして、この華やかなつつじの丘の後ろ側のバス通りの両側に、かわいそうなオリーブの木が並んでいるのである。

 なんとかしてあげられないものだろうかと、今思案中である。管理組合に電話してみようか、市役所に電話してみようか、と思いつつ、実現に至っていない。このオリーブの木たち、この逆境の中、生命力は結構なものである。頑張っている。このオリーブの木がすべてきちんと手入れされていたら、立派なオリーブ並木になるだろうに・・・。


オリーブの木 コンテナへ・・・

 なぜか私が住む地域は庭にオリーブの木を植えている人が多い。その中でも、ものすごく茂っている家、すぐに枯れる家、ひょろひょろしか育たない家等、様々である。同じ地域なのにその違いはなんなのか。。。基本的に、当たり前であるが、天敵にやられるかによるが、もう一つ、風がどう通るかによるような気がする。
 私の住まいは葉山町との境のすぐ近くであるが自治体としては横須賀市に属する。あまり知られていないが、日本に最初にオリーブの木が入ってきたのは、1860年代で、なんと横須賀なのである。その後、おそらく気候の関係か、根付かなかったのであろう。日本のオリーブのメッカとしては、やはり小豆島ということになる。

 さて、私もオリーブの木とは、奮闘を続けている。私がすむ地域は、標高200mほどの高台にあり、海からの風が吹き上げて、風が強い。また、時々、雲の中に入ってしまうこともある。我が家は、300戸弱の家の中でも、風当たりはそう強いほうではないと思うが、オリーブの木にあまり風が強く当たると、幹が動いて根の部分に空気が入ってしまい、枯れてしまうことがある。

 今回、去年庭に直植えしたオリーブの木に被害が襲った。少しずつ、葉が枯れてきたのである。幹を見ても、穴があいている様子はない。ということは、穴あきゾウムシではないな。。。
風対策もしてあった。八つ掛けで、しっかり固定してあった。ということははやり。。。

これよね。これ。コガネムシの幼虫。
根の周りにたくさんいるに違いない。
掘り起こしてみたら・・・「やっぱりあなたたちだったのね。」(因みにこの画像はそのときのものではない。写真をとっていなかったのでネットから拝借した)。


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 ということで、大切なオリーブの木が植わっていたところには、悲しいかな、八つ掛けの竹の棒だけが残ったのであった。

 もう、だめかもしれないとも思ったが、復活の期待をこめて、コンテナに移した。葉も全部おとし、根も綺麗にして、新しい土をいれ、もちろん、苦土石灰も忘れずに。根の間に隙間が空かないように水を流し込みながら。。。


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支えもしっかりつけて、厳しい環境を避け、復活を目指します(手前)。


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 ほかのコンテナのオリーブの木には、若い芽がふいてきました。ひょろひょろの子ですが、元気です。

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 このGWに追加したハーブたち。紫蘇、スイートバジル、唐辛子3種。料理用に活躍してね〜♪

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 ちなみに、パーゴラのぶどうは、どんどん育っている。去年は実が大きくなってしまった上、暑すぎて実が痛んでしまったのと、おそらく実に栄養をとられて、葉が十分でなかったので、今年は早めに実を落として、葉を増やそうと思っている。真夏の強い日差しを気持ちよくさえぎってもらおう。


和解を申し出る

 
 オリーブと言えば、平和の象徴のようなイメージがある。ノアの箱舟の神話でも、鳩がオリーブの枝をくわえて戻ってきたことで神の怒りが解けたことを知ったという話は有名である。オリンピックの表彰式の冠もオリーブの枝である。
 さて、オリーブの枝といえば、英語では、和解の象徴なのである。

Offer an olive branch.

 これで和解を申し出ると言う意味になる。やはり神話から来ているのだろうか。

 今はオリーブの収穫の時期である。小豆島でももう終わったようだ。国によって、また農家の規模によって収穫の方法は違うが、手塩にかけて育てたオリーブを地面に落とさないように、効率よく収穫するため、それぞれの農家では工夫を重ねている。そして、収穫したら、48時間以内に搾らないと、良質のオリーブオイルは搾れない。まさに時間との戦いである。2月になると強剪定の時期。残念ながら我が家のオリーブの木は、強剪定の必要はないが、一度は経験してみたい。2月に小豆島に行けば、経験できるかもしれない・・・らしい。
 


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